下がり続ける。
どこまで行くだろうか。
予想はできない
どこまで上がるかもわからないように、どこまで下がるかも分からない。
最悪のシナリオをたどり、世界中の株価がとてつもなく下がる可能性もある。
でもそんなことは誰にも予想できない。ウォーレンバフェットにも無理だ。
すべての議論は「市場は予測できない」という前提から始まっている。
値動きは見ないほうが良い
実際のところインデックス投資は日々の値動きなんて見ない方が良い。
僕はブログのネタになるから見ているけど、別に必要性は無い。
上がったからと言って売らないし、下がったからと言って損切りもしない。
どうせ持ち続けるだけという結論が出ているのだから、日々の別の活動に脳のリソースを回した方が良い。
株式投資に夢はあるのか?
正直なところ、オルカンを始めたときはこれで人生が劇的に好転することを夢見ていた。
けれどたぶん、オルカンにそこまでの効果はない。少なくとも今すぐ人生を変える類のものではない。
オルカンで積立投資をすることのメリットは、実質的な先取り貯金が可能なこと、5~7%くらいのペースで複利的に資産が増える可能性がある、この2つだろう。
確かにこれらは、人生全体で見ればかなり破壊力のある効果ではある。
でも今このときの人生が変わるわけではない。
遠い未来、十年、二十年経ったときに、違う人生へと運んでくれる。
瞬間的にテレポートするように改善するのではなく、ゆっくりと時間をかけて変わっていく。
だから今このときがどうかというのはあまり問題にならない。問題にならないように金を配分してオルカンと付き合うのが良いだろう。どのみち時間が掛かる。
ただ確実なのは、資産を持たない一般人で、かつ特別に働く能力を持たない場合、差し出せるものは自分の若い頃の時間(使えたはずの金)だけだ。
できたはずの体験、買えたはずの高級品、そういったものをベットすることで、未来が変わる可能性がある。
そこに賭けたい人は、インデックス投資を続けるのが良いと思う。