小さな下落。
1ドル153円になったから上がると思ったんだけど。
通貨の分散
オルカンを買うことのメリットとして、世界中の株を分散して買えるとか、自動でリバランスしてくれるといったものの他に挙げられるのが、通貨を分散できるということだ。
例えばアメリカの株を買うときはドル建てになっている。これと同じように、世界中の株を買うときに、その国の通貨に自動的に変換されている。
なので円安が進むとそれだけでオルカンの換金した際の価格は上がる。これはオルカンに限った話ではなくS&P500などでも同じだ。
通貨を分散して持っているのと同じ状態になるので、どこかの国がよくわからない要因でクラッシュして、ある通貨が紙くずになったとしても、他の通貨を持っているのと同じなのでリスクが減っているという理屈になる。
円安になっているのに価格が下がった?
ただ今回の場合は円安なのに価格が下がったので、オルカンの株価で見た評価がそれ以上に下がったということになる。
もし円安でなければ-100とかになっていたんじゃないだろうか。
これだけ円安が進むと、調整が入ってある程度の水準まで円高が進むんじゃないかと言われているけど、そうなったらオルカンの価格(日本円で見た場合の評価額)は大きく下がることになる。
だからどうするかというと、どうしようもない。
株がどうだろうか為替がどうだろうが、「長期的に見れば右肩上がり」という事実を信用してオルカンをホールドし続けるしかない。
結果的にそれが一番勝率が高い。特別な株の才能を持たない99.9%の人にとっては最適解だ。