百塔 原案

ダンまちみたいなダンジョンクリア型の小説を書く。テーマは「利他の勇気」。
地上100階の塔を踏破する。
百塔を踏破したものには無限の祝福が与えられるという啓示が全世界の人に出る。百塔を中心に街ができて世界最大の要所となる。
神々による人類の選定。踏破するものがいなければ人類はリセットされる。英雄製造装置。
10階ごとにエリアボスがいて、そこを一区切りとする。

背景

壊れかけの時代。突如として現れた百塔を踏破せよという託宣が下った。

人物

アレン

主人公。
魔術師。ユニークスキル『スケープゴート』を持つ。効果は「魔法詠唱時、一定確率でパーティ内で最も弱い人間にターゲット集中(強)を付与する。発動率は相手のレベルが高いほど増加する」。スキルの特性上後衛から死んでゆくので、パーティの維持は困難。
極めて高い魔力を持ち、また一度見ただけであらゆる種類の魔法を習得・応用できる天才だが、ユニークスキルのためにパーティを二回全滅させた。
『味方殺し』の異名を持つ。二つのパーティを全滅させて自分だけが生き残った経歴から。冒険者の間でタブー視されているが、片方は純粋に二つのパーティを壊滅させた疫病神として、もう片方はアレンの魔法の破滅的な威力を知っているため、という二つの派閥がある。
純粋に冒険者に憧れて百塔を訪れたが、待ってたのは呪いのようなユニークスキルの発現と自分が所属するパーティがことごとく全滅していくという現実だった。
カラドの窓で表示されるステータスでは、極めて高い魔力の表記がされるため、パーティからの勧誘は多かった。しかしユニークスキルの性質からエリアボスとの戦闘でパーティは全滅し、三度目のパーティの生き残りがアレンのユニークスキルの性質を暴露したことで、冒険者の間ではタブー扱いをされるようになった。
ソロで活動している。パーティを作らず、身体強化の魔法だけで戦っている。

ナオ

ヒロイン。やたらと露出の高い踊り子風の装束を身に纏った少女。
回避タンク。自分の死が身近に迫らないと生を感じられないという破綻した感性を持つ。
死ぬことを前提としない通常のパーティでは自分の感性を満足させられずに、いくつものパーティを転々としてきた。
冒頭の事件でアレンと知り合い、その経歴を知ってパーティを組むことを提案する。

設定

百塔

三百年ほど前に百軍神アーニルグの託宣と共に現れた巨大な塔。
内部は時空間がねじれており、外見からフロアの大きさを判断することはできない。
アーニルグの権能によって、「百階建てである」「踏破すると無限の祝福が得られる」という共通認識が全人類に刷り込まれている。
5階層ごとに転移門が存在し、到達した人間だけが転移権を得られる。転移権は魂に刻まれており、その人物(と召喚獣のような従魔)のみが該当階層までの移動を許される。
10階層ごとにフロアの特性が変化する。
これまでの人類最高到達階層は71階層で、現在の勇者パーティが進行中なのが65階層。

グラドニール

百塔の周辺に展開された地上最大の都市。
百塔からもたらされる貴重な素材をもとに発展した。
世界中の商人や技術士が集まり、富さえあれば地上で味わいうるあらゆる快楽を享受することができる。
主な区画としては居住区、商業区、塔区、生産区、外縁区の5つがある。

カラドの窓

百塔の周辺でのみ使える基本的な神秘。
対象者の能力を数値化して表示する。カラドの窓を責任を持って転写する公的役職「転写官」がいる。
転写官によって写されたステータスはギルドのパーティ募集掲示板に任意で張り出すことが可能。

ビートシート

1-10 森
11-20 洞窟
21-30 海
31-40 迷宮
41-50 砂漠
51-60 氷
61-70 塔
71-80 闇
81-90 竜
91-100 神

『純粋に生きる』→純粋な主人公
人は現実には純粋には生きられないが、もしも、純粋に生きることができたなら……
『努力して上位人に認められる』→努力する主人公と、完成された上位人

現実に認められることはないが、もしも、努力すれば認められる世界であれば……

純粋で努力する主人公
新世界において完成している上位人
きっかけとなるヒロイン

ワンショットイメージ
常識(楽) B等戦区エイリグで雑用をしながら生活しているアレン。借金苦。
暴力との対面 ナオとの出会い。一方的に素質を見込まれて付きまとわれる。
環境を破壊されて戻れなくなる ナオに強引に協力され、闇金ギルドの面々を皆殺しにしてしまう。
怒りの達成(モチベーションを得て、目的の宣言) ティア7冒険者のナオに同行しなければ免罪特権を得られないため、半強制的にパーティメンバーになる。
保護(新世界において既に完成している上位人に保護される)

新世界 アレンのためのティア4装備を集める。狩りをしてドロップアイテムを集める。
問題点
技の教え
努力と失敗
きっかけ
技の会得(成功・喜び)
元凶(だがそもそも……・ピタゴラスイッチ・タイマーセット) アレンがかつて所属していたパーティを皆殺しにした変異種が現れる。

敗北
逃避
死(哀しみ)
絶望
奇跡 一人で生きる必要はないと理解する。双方の特性を活かす。アレンは自分自身の魔力の強さとユニークスキルを活用する決意を固める。

元凶への奇襲
劣勢
極限状態
リスクによる技の昇華
死闘
完全な勝利(リターン)
変化(楽)

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