素人の知識なので話半分で聞いてほしい。
とはいえパートタイマーが現金300万円くらいを突っ込む理由ではあるので、多少は価値があるかも。
ちゃんとした知識が欲しい方は、山崎元さんと水瀬ケンイチさんが書いた「ほったらかし投資術」を読んでみてね。おすすめです。
世界のバランスを自動で取り込んでくれる
24/02/12現在、米国株が絶好調で、今このときだけを見ればオルカンよりもS&P500とかナスダックとかに張っていたほうが利益は出る。
でもインデックス投資は20年、30年、何なら一生ホールドし続けるくらいの気持ちでやるものだ。
例えば今話題のインド辺りがAIという新しい変数を取り入れてとんでもない爆発的な成長を遂げたとする。
このとき、米国株式のインデックスを買っていたら、何のメリットも得られない(かなり小さい)。
オルカンであれば、世界中どの国が成長しても、その恩恵を取り入れることができる。
しかもどの国の株をどれくらい買うかという比率まで、ありがたい計算式(時価総額加重平均)で自動で調整してくれるのだ。これは世界経済の流れそのものを自動で取り入れる機能がついているということに等しい。
オルカンを買う上で判断することは、「今後世界経済は成長するのか? しないのか?」という一点だけだ。
僕は成長すると思ったので、オルカンを買っている。
米国株のインデックスを買うと、アメリカ固有のリスクをすべて引き受けることになる
米国で何か訳の分からない深刻なトラブルが発生して、米国株式が絶不調に陥ったとする。
このとき、米国株式のインデックスは、他のどのインデックスよりも大きな影響を受ける。
もちろんオルカンも影響を受ける。現在のオルカンの中身は米国株が六割くらいだから、当然暴落する。
ただし米国の不調が長期間になればなるほど、オルカンの自動リバランス機能が効いてくる。自動で米国株の割合を減らし、それ以外の好調な国の株式の割合を増やしてくれる。
オルカンは常にマウントを取られ続ける
オルカンはその性質上、その時点におけるベストのパフォーマンスを発揮することはない(と思う)。
今で言えば、米国株に集中投資するのが一番パフォーマンスが良い。今後はインドかもしれないし、中国かもしれないし、ヨーロッパの何処かかもしれないし、日本かもしれない。
オルカンは常に二番手、三番手のパフォーマンスしか出すことができない。
でもその代わり、失敗をすることはない。オルカンで失敗するときは、資本主義そのものが破綻したときだけだ。
人間が豊かさを求め続ける限り、長期的に見れば世界経済は成長するはずだから、オルカンもまた成長し続ける、はずだ。
というふわっとした考えのもと、僕はオルカンに今後得られるすべての金を投入することを決めた。