上昇。
パワーを感じる。
お金に働いてもらうということ
よく「お金に働いてもらう」という表現が投資界隈で使われていることがあるけれど、どうにもピンときていなかった。それが最近、これはお金に働いてもらっているよなという実感が急に湧いてきた。
理由を考えて、たぶん一日の増減が、僕の本業で稼ぐ金額とほとんど同じくらいになってきたからじゃないかと思った。
+60円であっても金額にすると13000円くらいのプラスになる。これは僕が一日苦しい思いをして稼ぐ金額よりも大きいのだ。
なんということでしょう。
あれだけ苦しい思いをして働いて稼ぐ金額よりも、ただオルカンに金を突っ込んでおくだけで得られる金額のほうが大きいなんて。
これが投資をやったほうが良いと言われている一番の理由だと思う。やっている場合とやらなかった場合で差が大きすぎる。
特にこうした上昇相場に乗れたかどうかというのはかなり大きい。儲けられたかどうかという以上に、やがて来るだろう暴落の場面でホールドし続けることが簡単になるだろうからだ。
宝くじと投資
恥ずかしながら僕は二年間くらい宝くじを買いまくっていた時期がある。
たぶん20~30万円くらい買っただろうか。一回だけ18万円の当選金が貰えたことがあったので、金額的には10万円弱程度のマイナスで済んでいると思うのだけれど、これはただ単にラッキーだっただけで、基本的には大損するようにできているのが宝くじだ。
理由はもう働きたくなくて、今すぐ楽になりたいという一心で買っていた。こう書くとまるで敬虔な信徒というか、上への祈りを捧げている人みたいな感じでちょっとピュアな印象があるけれど、実際には金銭欲であることに変わりはない。
ともかくこの「今すぐ助かりたい」という本能的な強い感情となんとか折り合いをつけて、投資を始めたことは、もしかしたら僕の今までの人生の中で最も賢明な行動だったかも知れない。
まあ始めた後は一回狼狽売りをしたり、ちょっとアホっぽい行動を何回かやってしまったのだけれど、それでも始めないよりかは相当に良い。
宝くじで100万円当たる確率なんて極小だけれど、去年オルカンに投資をしていた人であれば100万円くらい儲かっているはずだ。なぜなら僕がそうだからだ。
すごいことだ。働かずして100万円を得られるというのは本当に可能性しか感じない。もちろん瞬間的なものであり、日々変動しているから、あまり金額を気にして喜びすぎるのは良くないのだけれど。
上がったり下がったりしながらトータルではプラスになる。原則となる感覚を忘れないようにしたい。