上昇。
すばらしい。
投資額と利益
投資額が増えてきたから+135でも前日比+3万円弱になっている。僕が必死に働いて1日1万円くらいしか稼げないので(税金を引けばもっと減る)、3万円というのは3日分以上の労働に匹敵する。
もちろんこれは現時点での評価額で、実際には上がったり下がったりするので参考値でしかないのだが、それでも何の学もない一般人が「オルカンに金を突っ込む」というふうに決めただけでこれだけの利益が得られると考えると、株の力はかなりすごいと感じる。
投資額でリスクを調整するという考え方
利益を増やすためには投資額を増やすしかないのだが、そこで出てくるのがリスク管理という観点だ。
よくある考え方として、色々な商品を手広く買ってリスク分散しようというのがあるけれど、投資信託を利用する際にはこの考え方はあまり良くないと思う。
色々な投資信託を買ったとしても、まともな商品というのはかなり限られているし、大体がインデックスを買ったほうが良いよねという結論になる。
僕が信頼している山崎元さんが言うには、リスクは商品ではなく投資額で調整したほうが良いという。僕もこの考え方を採用している。
もっと砕けた表現でいうと、「まともな商品を一つ選んで、あとはそこにどれだけ金を突っ込むかでリスク調整をする」という考え方になる。
これはリターン面で見ても良い結果をもたらすのだ。
超ハイリスクで上手く行けば年利20%が狙える商品があったとして、まあ100万くらいなら入れてもいいかな、というリスク感覚の人がいたとする。この時、上手く行ったとしても20万円の利益だ。
この人が、「手堅くてつまらない」インデックスに投資をする場合なら300万円くらいまで入れられそうとなった場合、これが例えば年利7%だった場合21万円の利益になる。
理由のわからない超ハイリスク商品にビビって少額をいれるよりも、まともなインデックス(オルカンとかS&P500)とかに大金を突っ込んだほうが利益が出るのだ。
この感覚は人によって違うのかも知れないけれど、僕はオルカンのロジックを完全に信頼していて、株式投資の本質的なものを持っていると思うから、資産のほぼ全額をオルカンに突っ込んでいる。
今は上昇傾向にあるから大きく儲けているけど、暴落が来れば大きく下がるのは当然だ。ただしそのときは、他のわけのわからないハイリスク商品は絶望的なまでに下がるし、個別株も同様だ。
僕がオルカンを信頼しているのは、暴落が来たとしても、その後回復するだろうという見込みが持てるからだ。歴史的に右肩上がりだということと、人間は基本的な性質としてプラスの方向を目指すだろうから世界規模で見れば経済成長し続けるだろうという感情的な理屈が大きな理由だ。