小幅な下落。
それでも実金額で見たら1万円くらい下がっている。
株のパワー
株の中では一番無難でつまらないと言われているオルカンですら、毎日その日の労働分くらいの金額が動いている。
僕はほとんど最低賃金レベルで働いているので、一日頑張って働いても手取りに直したら8000円とかそれくらいになるだろう。それくらいの金額は毎日上下している。
今現在の評価損益と確定損益を足し合わせるとだいたい100万ちょっとになるのだけれど、これだけの金額を貯蓄しようと思ったら一年はかかる。
一年分の時間を先取りしたと考えることもできる。
もし去年のはじめに僕が投資を始めるという決断をしなかったら、結果論ではあるけれど、一年多く働かなければならなかったということだ。
そして一年働いた分に相当する利益が、全て運用に使われている。これが複利と呼ばれているものだ。
まあ実際は株式の複利は、株価が複利的(指数的)な動きをしているだけで、厳密には複利とは違うらしいけれど。
ともかく株にはパワーがあるということは確かだ。
リスクとリターン
とはいえリターンはリスクと表裏一体である。
今上がっているから気分がいいけれど、いずれ下がり続ける時が来る。
これだけ上がっているのに最終的には5~7%くらいに収束するということは、それだけ大きな下げがどこかで来るということだ。
だから上の項目で喜んでいたけれど、話半分と言うか、あまり意味のない話ではある。
割合に直すと20%ちょっとの利益と考えられるけど、こんなものは暴落で一瞬で吹き飛んでマイナスになる。
これはバリアを頑張って作っているような感じで、20%の含み益があれば40%の暴落が来ても20%の下げで済むといったイメージを僕は持っている。割とこういうイメージの人は多いんじゃないだろうか?
だからこうやってじわじわ上がっていって、50%くらいの含み益が出たあたりからまあ損はしないだろうなという境地に到れる。
そこを考えながらのんびり生きていきたい。
オルカンは持っているだけでいいから生き続けるだけでプラスなのだ。歴史的にはだけど。