変わりなし。
休みを挟んでここまで動かないのは珍しい気がする。
二回の暴落を想定する
僕は45歳辺りで3000万円貯めてリタイアする計画(願望)だけれど、それまでに13年くらい掛かる。
それだけの期間があれば、二回くらいはいきなり-30%とかになる市場を経験すると覚悟しておく必要がある。
何の前情報も脈絡もなく暴落は発生する。ブラックスワンというやつだ。誰も想定していないから市場は大きな反応を示す。
何となく市場は期待が裏切られたときに大きく反応するように思える。今何らかのマイナスの情報が出てきたら、皆が上がると思っている分、下がり幅も大きくなるだろう。そうなってほしくはないけれど。
下がり相場を全て受け入れる合理性
最初「ほったらかし投資術」の「下落相場にも全て付き合うべき」といった記述に反感を持ったのを覚えている。
下がる前に売って、下がりきってから買い直せばよいではないか。超絶ビギナーの僕はそう思った。
そう思っている矢先にシリコンバレーバンクが破綻して、暴落とは言わないまでも割と大きく株価が下がった。僕は耐えきれずに売った。狼狽売りだ。
そうやって売って、底で買い直せたかというとそんなわけがない。
下落している最中では、どこが底かなんて分かりようがない。延々下がり続けて、どこかのタイミングで反転するけれど、それがいつなのかは誰にもわからない。ウォーレンバフェットにだって分からないだろう。
その一方で、上がり続けて、どこが天井なのか分からないような上昇を見せることもある。
要するに何が言いたいかというと、ホールドし続ける以外に上昇相場の恩恵を受けることが不可能だということだ。これは僕が考えたわけではなく、世の中の僕より遥かに頭が良くて経験豊富な専門家が出した結論だ。
市場は上がったり下がったりするけれど、長期的に見れば上がる。これは一部分だけを切り取れば、市場は下がる、というのは確定しているということだ。下がる市場を通り抜けて、その結果、通算で見れば上がっている、という意味だ。
絶対に下落相場を通り抜けなければならないということだ。
ただし重要なのが、まともな投資商品をホールドしているときに限るということだ。市場が上昇したときに、その恩恵を受けられる商品でなければ、この理論は成立しない。
ということで、買うならオルカンだよねという結論になる。
たぶん市場が読める本当の天才以外は、オルカンを買っておくのが良いのだと思う。