ほぼ変化なし(二回目)
基本的には上昇する方向性だと思っているんだけど。
素人の期待感
意外と大半の株価の値動きは、こういった素人の期待感に近い要因で動いているんじゃないか。
なんとなく上がりそう、なんとなく下がりそう。そんな曖昧な判断基準が支配しているような気がする。
もちろんちゃんと知識があって分析もできる人だっているだろうけど、それだって最終的には何々の要因で上がりそうな「気がする」というところに着地するように思う。
人間は合理的ではない
株の勉強を自分なりにしていると、「人間は合理的だから◯◯なはず、だけど実際は合理的ではない」といった記述を目にすることがある。
事実なんだろう。自分自身の生活を振り返ってみても分かる。
合理的な人間なんて存在しないのではないか。脳の構造は同じだからだ。ただ不合理な部分を、合理的な部分で制御するのが上手な人間が一定数いるだけだ。
常に理性で判断できるか
たぶん株で勝つには常に理性的に判断できるかが問われている。
大半の個人投資家が高値で買って安値で売るという記述をよく見かける。
たぶん今みたいに株高になってきて、「新NISAを使ってない奴は情弱」みたいな意見がSNSで大半を占めるようになってきた頃に参加して、暴落して売ってしまう、みたいな動きをする人が多いんじゃないだろうか。
そしてこの暴落したときに売ってしまうというのは、実際に体験してみるとかなり抗いがたい感情であるということを知っておく必要があると思う。
僕の場合は初めて早々にシリコンバンクバレーが破綻して、少し大き目の下落を経験できた。これはラッキーだったと思う。実際に暴落はしなかったけれど、あの一週間くらいは、SNSもyoutubeも暴落を煽る意見がそれなりに多かった。
自分が不安なとき、不安な方向にバイアスがかかっているから、マイナスの情報に目が行きやすくなる。
バイ・アンド・ホールドに徹する
オルカンは買って持っているだけで完結する。
このシンプルさは、相場が下がり始めたときの握力を強めてくれる。
実際、オルカンでだめな時期は、株式投資で儲けるのがめちゃくちゃ難しい時期だ。オルカンは世界の株式市場の平均値であるから、ある意味諦めがつく。
諦められる、というのが、握力が強いということとイコールであるように思う。