思ったより上がらなかった。
でもまだ上昇トレンドは続いている気がする。むしろ始まりなんじゃないのか。
3000万円まで12~15年
オルカンをやっていれば確かに金は増えそうではある。
でも目標としている3000万円まではあまりに遠い。
この労働の日々をあと十年以上も続けないとならないらしいと考えると、個別株で博打を打ちたいような気分になってくる。
しかしもし負けたらと考えると恐ろしくてできない。オルカンのように「分散投資していても負けたんだから」という言い訳すらない。欲望に動かされて、金を失ったという結果しか残らないし、挽回の機会はない。
オルカンは例え暴落が来ても、将来的には上がっていくだろうという希望が持てる。今は強気相場だから邪念が浮かんできているけど、これが下降トレンドだったら、絶対にオルカンを手放そうなんて考えないだろう(株自体をやめる、という意味で手放したくなる可能性はありそうだけど)。
「今すぐに助かりたい」という魔物
人間の脳には動物的な部分と理性的な部分があって、どうやら動物的な部分のほうが脳の深いところにあるらしい。
だから今すぐになにかしたい、という衝動をこらえるのは難しいのだ。大きな理性の力を必要とする。
僕が今すぐに仕事をやめて楽になりたいというのも、この手の衝動だ。これに負けて個別株とかを始めても勝算はないだろう。宝くじを買って当たるかどうかというような、運否天賦の世界になってしまう。
オルカンは賢明な投資と言われているけど、オルカンで大きく儲けようと思ったら、賢明であり続けることが求められているように思う。