好調ですねえ。
今年に入ってから何もしないで14万くらい上がっている。すごい。
もっともこれはただの日々の変動の結果だし、自分の今の生活が変わるわけではない。変わるのは十数年後の未来であって今ではない。
株は必ずガッと下がるタイミングが来るので、それを忘れないようにしたい。
2023年初めに300万突っ込んだら3ヶ月後に-30万になった
机上論ではなく、一応実際に体験している。
オルカンやるぞー! と意気込んで、去年の初めになけなしの300万円を突っ込んだ。最初はじわじわ上がっていって嬉しかったのだが、3月あたりにシリコンバレーバンクが破綻してかなり下がった(それでも10%くらいなのだけれど)。
でも株初心者にしてみればかなり衝撃だったし、恐ろしかった。株価のチャートが急降下しているのを見ながら、ツイッターやらyoutubeやらで「金融危機! 世界恐慌!」やらの煽りを目にすることになるのだ。
今になってみれば大したことはなく、一ヶ月もしないうちに株価は戻るのだが、当時はめちゃくちゃ不安だったし、なにより数年クソみたいな労働を経て貯めた300万がどこまで減るのか考えると怖かった。
ここで得た教訓としては、株は現金ではないこと、株をやっているからと言って今の生活が変わるわけではないこと、今この瞬間だけ見れば投資した金を失っているに等しいこと(使えないので)、といった辺りだろうか。
要するに今オルカンを買って、助かるのは未来の自分なのだ。だから生活防衛資金を貯めなさい、という話が出てくるのだ。今の生活を続けなければなならないのだから。
生活防衛資金ではなく、生活水準資金
ついでに、このとき生活防衛資金ではなく、生活水準資金といったほうがイメージとして正しいんじゃないかと思いついた。例えば自分にとっては月10万円程度の生活ができればいいので、その一年分で120万前後を現金で持っている。
いずれにしても今の含み益は、なんというか、暴落に備えたシールドを作っている感覚だ。いくらまでなら下がっても平然としていられる、というか。
例えば今自分は50万くらいの含み益があるので、100万暴落しても、株をしなかった自分と比較すれば50万の損失で済む、といった感じだ。気休め? その通り。でもオルカンは持ち続ければ最強だと自分より遥かに頭が良くて勉強している人達が言っているから、そこは信用したい。