現在の運用実績です。
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強めの上昇。株式市場はメンヘラっぽい(言い方
合理的に思える個別株の投資手法について
先日ネットキャッシュに着目して小型株を売買して利益を得るみたいな大成功した投資家の手法を見て、ちょっとやりたくなってしまったけれど自制した。
明確な基準を設けてスクリーニングをして、10社くらいに分散投資をすること自体は、何となく合理的に思えて、自分もやってみたくなる。
実際のところは、短期間で大金を得たいだけである。
そんな簡単に儲けられるのならば、プロのファンドマネージャーの大半がインデックスに負けているという事実を説明できない。
当たり前だけれど、プロのファンドマネージャーは、僕なんかよりも遥かに勉強して、遥かに株式投資に熟達している人ばかりだ。そんな彼らでさえインデックスに長期間勝ち続けるのは至難の業なのだから僕のような素人が挑戦したところで結果は見えている。
偶然勝つ可能性
もちろん偶然大勝ちする可能性はある。
だがその次は? 例えば300万円投資して、一年で600万円くらい儲けたとしよう。
その程度の儲けではリタイアできない。だからたぶん、その儲けで次の勝負に行くのではないだろうか。
そうやって繰り返すうちにババを引いて、結果として最初からインデックスをやっておけばよかったとなる未来が見える。
僕は自分が大して賢くもないし、ろくな才能もないことを悟っている。もしそれらがあるなら、今頃こんな生活をしていない。
運で勝ったとしても続かない。生きるか死ぬかで一度の勝負で大勝ちして後は一切博打を打たないならともかく、長い目で見ればほぼ100%敗北するだろう。
結局は今すぐ助かりたいという願望を殺して、おとなしくオルカンだけを買っておくのが一番良いのだろう。凡人にとってはそれでも十分な利益だ。