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けっこう上がった。このまま上がってほしいな~
CPUとGPUの組み合わせについて
PCでゲームをするとき、CPUとGPUの組み合わせを考えると思うのだけれど、これについて自分が誤解していた部分があったように思う。
僕はGPUの性能に見合ったCPUを必ず用意しないとならないと思っていたけれど、実際は少し違った。
現実的にはモニターのfps制限があるため、それを満たせるだけのCPU性能があればよいのだ。
CPU+GPUという総体で性能が決定するのではなく、実際には「CPUの性能」と「GPUの性能」がそれぞれ別の要素として要求されている。
例えば144fpsまで表示できるモニターを使っていたとして、ゲームAにおいてフルHDで144fpsを出すためにCPU:10 GPU:10の性能が必要だったとしよう。
この場合、144fpsを出すためにはCPUの性能は10あればよい。当たり前のことを言っているが、これはGPUの性能が20であろうと30であろうと、モニター側でfpsが制限されているため、CPUとGPUが不釣り合いであっても、実際のプレイ上ではボトルネックは存在しないということになる(モニターがボトルネックになっている)。
何を言いたいのかというと、ryzen 9800x3dが売れているみたいだけれど、それだけのCPU性能が必要な環境というのは相当に限られているんじゃないかということだ。
4k環境だとCPUの性能はいらない?
4k環境だとCPUの性能は低くて良いみたいな記載をたまに見かけるけど、ちょっと誤解を招きかねない表現だと思う。まるでCPU性能がいらないかのように読めてしまう。
実際には、解像度の上昇によって要求されるCPUの性能上昇よりも、GPUに要求される性能上昇のほうがはるかに大きいため、見かけ上CPUの性能がいらないように見えているだけだ(つまり、解像度を上げると早々にGPUがボトルネックになる)。
先ほどの表現でいうと、4k環境で144fpsを出すために、CPU:40 GPU:160の性能が必要で、160に届くGPUがほとんどない状態で比較をしているから、GPUボトルネックによってCPUの性能差が意味をなしていない状況になっている。
ボトルネックがない状況は存在しない
fps制限がない場合、必ずCPUかGPUのどちらかの性能が頭打ちになる。CPUの性能に対してGPUの性能がぴったり同じ上限であるなんてことは非現実的だろう。
長々と書いてきたが、実際にゲーミングPCを買うときは、GPUとの組み合わせを考えるというよりは、自分が遊びたいゲームと解像度を想定して、CPU性能が足りているか、GPU性能が足りているか、で分けて考えた方がより正確だろうと思う。
……いやCPUとGPUの組み合わせで考えても結果は同じかも? まあ雑記なので許してください。